今年もやってきたこの季節。
文具の大規模商談会『ISOT』。BtoBの展示会ですが、PRサポーターという枠で一般参加も可能で、今年もPRサポーターとしてご招待をいただき参加して参りました。
開催は2019年6月26日~6月28日の3日間。
私は今年は初日のみの参加。
気になる文具がいろいろ!
そして日本文具大賞グランプリの発表もありました。
私が気になったものをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
ISOT2019の気になった文具と日本文具大賞
今回が第30回となった文具の大商談会ISOT。今年もPRサポーター枠で参加して参りました。
本記事では前半で私の気になった文具を、後半で日本文具大賞の受賞作品とグランプリ作品をご紹介していきたいと思います。
ISOTで気になった文具
ではさっそく行きましょう!
酒井 TWSBI
△まず訪れたのは「酒井」さんのブース。酒井さんはTWSBIの日本取扱店!万年筆がたくさん。
TWSBIは台湾発のペンブランドで、大量のインクを一度に吸入して使うことができます。リーズナブルですし、初心者用の万年筆としても人気です。
△気になったのがコレ。ツイスビーバキューム。これ、言葉で説明するより動画を見ていただいたほうがわかりやすいと思うので、Instagramに上げた動画を見てください。
△どうです?おもしろくない!?
専用の吸入用ボトルを使うことで、ピストンを使って一気にインクを吸入できるんです。すごい!
酒井さん、大変太っ腹で、協賛品としてTWSBIのエントリーモデル、TWSBI ECO(ツイスビーエコ)をプレゼントしてくださいました。嬉しすぎます…。後日、個別レビューしたいと思います♪
ピージーデザイン
続いてピージーデザインさんのブース。
まず目に入ったのはコレ。
△いやーん。かわいいって!こっこさん!w『3D POCHI FRIENDS』というがま口のミニポーチ。小銭入れや小物入れとして使えるようです。
これは…私買ってしまうかもしれません…。カラビナついてるし、イベントのときとかぶら下げようかな…。
そしてピージーデザインさんで忘れていけないのは、コレ。
△日本文具大賞のデザイン部門で優秀賞を受賞した『Kuramae Concrete Pen』。
名前に入っているとおり、なんとコンクリート製のペンなんです。コンクリートとは思えないような柔らかなデザイン。ペンスタンドが付いていて、デスクに置いたり玄関に置いたりして使いたい。
ちなみにリフィルはジェットストリームだそうです。
果たしてグランプリを受賞できるのか!?
神原 Recolle
もともと紙のアルバムメーカーさんなのですが、最近始動したのがRecolleというブランド。
△ペットの遺骨を場所を選ばず、生活の中心となる場所で明るく偲んであげたい。そのような思いから生まれたのがRecolleブランド。
フォトスタンドのようなデザイン。右側のコルク型の容器(真ちゅう製)が骨壺になっています。
△閉じると本のような装丁。インテリアとして生活に一体化します。
カミオジャパン
カミオジャパンさんのブースでまず気になったのはコレ。
△ラインスタンプマーカー。
△片側は普通のマーカー。
△もう片側はスタンプになっています。
△スタンプは小ぶりで、手帳との相性がかなりよさそう。手帳を持って行っていなかったので試せていないのですが、裏抜けもしなそうな雰囲気。
スタンプは12種類。今後のバリエーション展開にも期待。
△去年のISOT記事でも紹介させていただいた『パコトレーペンケース』。今まではナイロン生地でちょっとポップな印象のものが多かったのですが、今度大人の男女向けに合皮製のものとコーデュロイ製のものが新発売されるそうです。
△そして、日本文具大賞デザイン部門優秀賞のグロススティックマーカー。
コスメデザインの文具、最近増えていますよね。マーカーという名前ですが、中はフィルム付せんですね。
△そして、Twitterで見かけてめちゃくちゃマニア心をくすぐられた色見本帖シール。これ、たまらないよね…。ただ眺めて愛でたい…。
アオトプラス
△アオトプラスさんのブースで気になったのは『ROLL PETA』という付せん。
△こうやって丸めて使う付せんメモです。
△このようなツメが付いていて、糊のツメで丸めた状態を維持しています。
デスクに置いたら可愛いけど、メモと気付かれなさそうなリスクもw
△ふせん付きポチ袋も惹かれました。私、ポチ袋ってなんか好きなんですよね。毎年こだわりたくなっちゃう。おにぎりのポチ袋のサンプルをいただいたので、来年のお年玉はコレであげようかな♪
扶桑 IRODO
今回のISOTで最も注目していたアイテムのひとつがコレ、『IRODO』です。ちょっとうちのブログタイトルにも似てるしねw
△IRODOは布にアイロンなしで貼れるステッカー。手帳カバー、ブックカバー、ペンケースなど、布製のものにオリジナルテイストをプラスできる素敵な商品。
△布製表紙のノートをいただいて、このシールを試させていただきました!
△好きな柄を選んでいいと言っていただいたので、悩んだ末に金色の猫柄をチョイス。
△使い方は超簡単!貼りたい柄をカットします。
△裏側のシートを剥がします。
△シールを貼りたい場所にセット。
△あとは上からちょっと強めの力でこするだけ。
△はい、これだけ!簡単!
シールは直後に力を加えたりすると破れたりしちゃう可能性もあるようですが、1日置くだけでしっかり付くようです。また、水に濡れても大丈夫のようなので、Tシャツにワンポイントとかも可愛くてアリかも。
△デルデに付けたサンプルが置いてあって、これもすごくかわいかった。
CRU-CIAL
CRU-CIALさんのブースでまず目に入ったのはハンバーガーとホットドッグ。
△ハンバーガー!
△ホットドッグ!
これ、単語帳なんです。立体感がすごい。
△あとこれね!木製表紙の御朱印帳。装飾が細かくて、すごく高まる。お寺や神社で売られているものも味わいがあっていいけど、こちらは気持ちが高まる。素敵。
ケープランニング himekuri
△himekuriブランドの新作、マスキングテープケースの実物を見てきました。扉に窓がついているので、扉を閉じた状態で中に収納したマステを眺めることができるようになっています。
△全体的に紙製なのですが、中の棚にはブリキが使われているそうで強固な作り。
△棚は手前側が少し高くなっていて、転がり落ちる心配もありません。
△扉にはマグネットが入っていて、ぴったりと閉じるのも魅力。ちなみに、小さいものだったらインク瓶の収納もできるそう。
△himekuriのシールがぴったり上に乗るサイズです!
すごく素敵なんだけど、お値段税抜き3,480円とちょっと高い…。
スガイワールド アニマルハグ
もうひとつ、すごく注目していたのがスガイワールドさんのアニマルハグ。
△最高にかわいい…。これ、マステカッターなんだぜ…。
△こんな感じで、マステにハグさせて使います。わかりづらいと思いますが、両手足部分に凹があって、それを噛ますことでホールドしています。
△そして、お尻でカット!カワイイの渋滞!欲しい、早く欲しい!7月5日発売だそうです!
ヤマト chigiru暗記用
最近話題のヤマトさん。
△当ブログでも何度かご紹介しているちぎって使える付箋『chigiru』から新発売された『chigiru暗記用』に注目。
△好きなサイズにちぎって、教科書やノートの覚えたいところに貼る。
△暗記用の下敷きで文字が隠れる!
これね、最初見たとき「マーカーでいいような気がするな…」と思ってしまったのですが、そうじゃないんですよ。付箋だから、剥がすことができるんです。
もう覚えてしまった箇所は剥がして別の箇所に使いまわすこともできる。勉強が終わったらすべて剥がせば教科書やノートは綺麗なまま残る。これがポイント!
ヤマトさんから事前にサンプルをいただいているので、後日個別レビューします♪
日本文具大賞
続いて日本文具大賞の受賞作品のご紹介。機能部門とデザイン部門があり、それぞれ5製品が優秀賞を受賞しています。その5製品のなかからグランプリが選ばれ、ISOTで発表されました。
もう結果は出ているのでもったいぶらず、グランプリ作品からご紹介していきますね。
機能部門グランプリ プロシオン(プラチナ万年筆)
△グランプリを受賞したのはプラチナ万年筆のプロシオンという万年筆。プラチナ万年筆の新しい万年筆ブランドです。
インクが乾かない『スリップシール機構』はもちろん搭載。
インクの吸入口がペン先の肩口あたりについていて、グリップ部分までインクに浸す必要のない特別な設計。ボディはアルミで高級感を持ちつつ、重すぎない。
機能部門で受賞しているし、これは試してみないとうまく魅力を伝えられませんね…。筆記感とかもお伝えしたいけど、試筆できていないので…。
ネームランドイーマ KL-SP10(カシオ計算機)
△これは今あるべき姿ですね。製品はラベルライターなのですが、文字入力やデザイン編集は本体ではなくスマホで行うようになっています。
操作性の高いスマホでデザインし、それをプリントアウトする。
小物の整理用のラベルや、お子様の名前ラベルなど、持っていると活躍の場はすごく多そう。
Amazon価格で5,680円(記事執筆時点)。結構安くないですか?
パッとメモ(デザインフィル)
△当ブログでもご紹介しましたし、ISOTに取材メモとして持ち込んでいたメモ帳『パッとメモ』。
左側面が糊付けされていて、使ったページを剥がすことで、最新ページに簡単にアクセスできるメモ帳。すごくシンプルながら画期的アイデアで、本当に使いやすい!もうほかのメモ帳は使えなくなりますよ。
マグサンド(マグエバー)
△窓ガラスにも使うことができるシリコンマグネットフック。
ネオジム磁石は強力ながら錆やすい・滑りやすいという弱点があるのですが、その弱点をシリコン樹脂で克服。フック付のシリコンマグネットと受け手のシリコンマグネットが一対になっていて、ガラスや扉等を挟む形で使います。
ひとつで500gの重さまで耐えられるようです。
アクアドロップス ドキュメントファイル(LIHIT LAB.)
△中に仕切りが10枚入っていて、その仕切りの間に書類を挟むだけで使えるドキュメントファイル。
挟むだけでいいというのはラクですね。私は本業がいまだに結構紙文化で、日々書類が増えていくので、こうやって紙類を簡単に整理できるツールはすごく心惹かれます。1つ1つをクリアホルダーに入れて管理するよりもスリムに書類を保管できます。
デザイン部門グランプリ システム手帳(マークス)
△システム手帳は革製カバーが多くて持ち歩くには少し重たいのですが、本商品はPU素材のカバーを採用。女性向けに特化して作られたシステム手帳です。
面白いのは、キヤノンのinspic向けの専用リフィルも発売されていること。
inspicでプリントアウトした写真にぴったり使えるリフィルで、写真撮影→inspicで印刷→手帳で管理という流れをスムーズに実現することができます。
グロススティックマーカー(カミオジャパン)
△先ほどもご紹介したコスメデザインのフィルム付せん。こちらも女性向けですね。文具業界にもインスタ映えの流れがきている…!
シルバーキャップのほうがちょっと大人っぽくて、中の付箋のデザインもシンプルで大人が使いやすいものになっています。
和紙ノートブック(ダイゴー)
△名前どおり、和紙のノート。和紙は片面しか使えないのが基本なのですが、本製品は両面筆記が可能な特別な和紙を使用。180度フラットに開くので使いやすさも間違いなし。万年筆との相性も良く、素敵なノート。
これも試したいなぁ。
花色鉛筆(TRINUS)
△色鉛筆の形自体が花の形。そして、削ったカスも花びらのかたちになるという美しい色鉛筆。軸は古紙が原料で環境にも配慮されています。
5本1セットで1,800円。ちょっとしたプレゼントとかにもよさそう。
Kuramae Concrete Pen
△先ほどもご紹介したコンクリート製のボールペン。ほかにないちょっと独特の質感。コンクリートというと固くて冷たいイメージがありますが、角を落としたデザインはとても柔らかく温かみがあります。
コンクリートのイメージを良い意味で覆すプロダクト。
トリまとめ
かなりのボリュームの記事になってしまいました。
毎年参加しているISOTですが、参加のたびにいろいろな出会いがあってやはり楽しいですね。
PRサポーターとして来ていた文具好き仲間とも会えたり、たかたくさん、菅さん、猪口さんなど有名な文具な方々ともお会いできて満足!
会えなかった方もいて、その辺は残念だけど…。
ご紹介したもの以外にも素敵な文具がたくさん。
ぜひTwitterのタグやほかの方のブログなどをご覧になって、製品チェックしてみてください!