先日書いた「バレットジャーナルはもっと気楽にできるものだよ」という記事とツイートがなかなかの反響でした。
【本日更新】
本やSNSで見かけるバレットジャーナルは作り込まれすぎていて「ハードルが高すぎるし面倒くさい」と思っちゃいませんか?
バレットジャーナルはもっと簡単であっていいもの!面倒くさがりな私のバレットジャーナルをご紹介。#バレットジャーナル #bujo https://t.co/2lvsc1swUt pic.twitter.com/NdAHs93dkF— こっこ@ジブン手帳同好会管理人 (@cocco00) 2018年5月24日
「肩の荷がおりました」というようなメンションもいただき、やはり知らず知らずプレッシャーを感じている人も多いんだなと実感。
私も初めは勘違いしていたのですが、バレットジャーナルって『自作手帳』ではないんです。自作手帳ではなくて、ToDo管理の手法のひとつなんです。なので、市販の手帳にバレットジャーナルの手法を取り入れることだって可能です。
バレットジャーナルに限らず、人の手帳術・ノート術はそのまま真似するのではなく、自分なりに理解したうえで必要なことだけを自分の手帳術・ノート術に取り入れるだけで良いと思います。
そんなわけで、私はすごくシンプルなバレットジャーナル運用をしているわけですが、本記事ではバレットジャーナルを運用するうえで使いやすいと思う文具、相性の良い文具と思う文具をご紹介したいと思います。
バレットジャーナルと相性の良い文具まとめ
先に記載のとおり、バレットジャーナルはあくまでToDo管理の手法。なので、使う文具は基本的に自由だと思います。それこそチラシの裏紙とボールペンでも良いわけです。
でも、「使っていて気持ちの高まる文具」を探すのが私のライフワーク!
バレットジャーナル運用でも、気持ち良く使える文具を探したい!
ということで、私のおすすめ文具をジャンル毎にご紹介していきます。
ノート
まずは基本となるノートから。
100円ノートでももちろん良いのですが、せっかくなので使っていて気持ちの高まるノートを使いたいですよね。
ロイヒトトゥルム
バレットジャーナル公式でもおすすめされているロイヒトトゥルム。やっぱりおすすめです。
デフォルトでインデックスページが用意されていたり、ページ番号が振られていたり、バレットジャーナル運用に便利な仕様になっているという点ももちろんオススメの理由。
でも、『筆記具を選ばない書き心地の良い紙質』というのが一番のポイント。
高級ノートの代表格であるモレスキンと大きく違うのがこの紙質で、万年筆でも抜けないのが本当に嬉しい。
それ以外にも、豊富なカラーバリエーションだったり、使いやすいドット方眼が用意されていたり、小物を入れておけるポケットが付いていたりと、申し分なし。
バレットジャーナル以外でも使いたいノートだと思います。
ジークエンス360
ガシガシ使えるという意味で、ジークエンス360もおすすめのノートです。
名前が示すように、360度開くことができるノートで、紙質も良好。お値段もそこまで高くはなく、だけど高級感も持っています。
立ったままの筆記もできますし、日常使いにおすすめのノート。
ロルバーン
「高いノートは書き込むのに勇気がいる」という方におすすめなのはロルバーン。
ページ単価が安いので気兼ねなく記入できます。
しっかり厚めの紙で、筆記具を選びません。カラーバリエーションも豊富で、限定柄なんかも販売されているので、集める楽しさもありますね。
リングノートなので好き嫌いはあるかもしれませんが、安価ながらかわいくて愛着の湧くノートです。
筆記具
ノートが決まったら次は筆記具!
ノート次第でオススメの筆記具は変わってきてしまうのですが、汎用的に使い勝手の良い筆記具をご紹介します。
ジュースアップ
私が実際に使っているのはコレ。ジュースアップです。
シナジーチップというペン先が採用されており、細字ながら感動するレベルのインクフロー。他のボールペンではなかなか味わえない気持ちの良い筆記感を実現しています。
バレットジャーナルだけでなく色々な用途でオススメのボールペンです。
エナージェル フィログラフィ
もう1本、書き心地の良いボールペンをご紹介します。それが、エナージェル フィログラフィ。
インクフローの良いゲルインク、かつペン先がニードルチップで書き心地がすごく良いのが特徴。
安価な通常のエナージェルも良いのですが、個人的におすすめしたいのがフィログラフィ。
真鍮製ボディの高級版エナージェルで、ノック式ではなくボディを回転してペン先を出す回転繰り出し式が採用されています。
サラサマークオン
マーカーを併用したいならサラサマークオンがダントツでオススメ。
書いた文字の上からマーカーを引いても滲まないというのが最大の特徴。他のボールペンと比較してもマーカーとの相性はこれが一番いいと思います。
但し、見た目はちょっと残念なので…私はちょっとカスタマイズして使っています。関連記事をご参考。
マルチエイト
ページのちょっとした装飾・色付けにおすすめなのがマルチエイト。8本の色鉛筆を多色ボールペンのように使える便利筆記具です。
マーカーにはない優しい色合い、柔らかい質感を楽しめます。
イラストだけでなく、ボールペンで書いた文字の上からなぞるだけでも文字がちょっとかわいくなります。
マイルドライナー
マーカーはマイルドライナー一強じゃないでしょうか。
書いた字をマークするにも、イラストの色付けにも、幅広く使えるマーカー。蛍光色ではないので目に優しく、目立ちすぎません。
私は完了したToDoの消し込みにマイルドライナーのグレーを使っています。
装飾
ノートをちょっとおしゃれに装飾するための文具類。
バレットジャーナルの運用に必須ではありませんが、「手間をかけずにノートを綺麗に仕上げたい!」という方に便利な文房具たち。
スタンプ
自分で飾り文字を書いたりしている人も多いようですが、センスも技術もない私はスタンプを使っています。
トラッカーページのタイトルなど、アルファベットのスタンプを使うと簡単にそれっぽくなりますよ!
インクパットはどんな紙でも裏抜けしづらいバーサマジック一択です。
バンデ
1枚ずつ剥がして使えるマスキングロールステッカー、bande(バンデ)は手帳やノートの装飾におすすめ。
センスがなくても貼るだけで簡単にノートが可愛くなります。
マンスリーページに季節柄のバンデを貼ったり、デイリーログの隙間埋めに貼ったりと、いろいろ活躍してくれます。
マスキングテープ
言わずもがな、マステは装飾にもってこいです。
また、ページの小口に折り返すように貼ればインデックスのようになるので、よく開くページに貼っておくと便利!
カモイのmtがトップシェアですが、個人的におすすめなのはBGMのマステ。他にあまり見ないような可愛い柄のマステが揃っています。
細めのものもあるので、小さいノートをさりげなく飾ってくれます。
デコラッシュ
ライン状に装飾できるデコラッシュもバレットジャーナルと相性が良いですね。持ち運びの利便性を考えると、プチデコラッシュのほうがおすすめ。
ちなみに、トラッカーをつけるのにデコラッシュやフリクションスタンプなどを使う方もいるかと思いますが、個人的にはおすすめしません。
というのは、ノートの罫線幅とスタンプの幅が合わないと気持ちが悪いから。スタンプ幅に合わせて枠を書くというのも手ですが、枠を用意すること自体が面倒で続かなくなる可能性が高いように思います。
その他
今までご紹介したジャンルに当てはまらないオススメの文具たち。
貼暦
バレットジャーナルとの相性抜群なカレンダーマスキングテープ。
フューチャーログやマンスリーページを簡単かつオシャレに作れる便利アイテムです。
ノートの罫線幅に合わせて購入してくださいね。
カレンダーシール
毎月線を引いて自分でカレンダー作るのって大変だし面倒くさいし続かないと思いませんか?
そもそもマンスリーページはカレンダー型である必要性は低いと私は考えていますが、どうしてもどうしてもカレンダー型にしたいという方はシールタイプのカレンダーを使うと便利です!
これなら貼るだけ!毎月5秒でマンスリーページを作れちゃいます。
暮らしのキロク
読んだ本の記録、見た映画の記録など記録していくのもバレットジャーナルの使い方のひとつ。でも、独自のフォーマットを自作するのは面倒くさい…。
そんな方には暮らしのキロクがおすすめ。
さまざまなジャンルのログを簡単に残すことができます。
付箋になっているので、違うページに張り替えも簡単です。
ページナンバースタンプ
ページナンバーの入っていないノートを使う場合は、ナンバリングにスタンプを使うと便利です。
シヤチハタのページナンバースタンプは押すたびに自動で数字が繰り上がる仕組みになっているので、簡単にページ番号を押すことができます。
トリまとめ
ご紹介したものはあくまで私が「相性が良いな」と思う文具たち。バレットジャーナル自体は特別な道具は必要なく、誰でも簡単に取り入れることのできる手法です。
人によって使い方も違いますし、使い方によって使用する文具も違ってくると思います。
ぜひ、自分が使っていて気持ちの良い文具でバレットジャーナルを活用してみてくださいね♪