どうも!
こっこ(@cocco00)です。
蒸し蒸し暑いですね。
あなたのノートは大丈夫!? 低粘度インクボールペンの裏抜け現象
滑らかな書き心地で人気のジェットストリーム。
これを筆頭とする低粘度インクボールペンが人気を博しています。
ゲルインクのボールペンも多く販売されていますね。
ほぼ日手帳、モレスキン、トラベラーズなどと言った人気の手帳やノートと組み合わせて使っている人も多いようです。
でも、もう一度ノートを見返してみてください。
経年劣化による裏抜けリスク
低粘度インクボールペンの弱点。
それは、経年劣化です。
この写真をご覧ください。

これは私が2011年春にトラベラーズノートにジェットストリームで書いたものを2013年4月に撮影したものです。
裏抜け、裏写りが起こってます。
書いた面の文字に支障はなく、その文字が裏に抜けて、滲んでいます。
もちろん、筆記当初はこんな状態ではありませんでした。
そう、経年劣化が起こっているのです。
長期保存目的ならば低粘度インクは避けるべき
長期保管しているノートで低粘度インクをあまり使っていなかったため、私の手元には実例がこれしかありません。
サンプル数が1なので、この現象が”絶対”起こるかどうかは断言できませんが、低粘度インクの問題点として本件は認識されているようです。
ほぼ日手帳の公式サイトでもこの問題点は認識され記載されています。
ページ下部に記載あり
2013.6.10追記
本記事を見て、実際に裏抜けしたほぼ日×低粘度インクを見せてくださいました!

2011年4月にジェットストリームで書いたページだそうです。

2009年のページ。
見えてる文字すべて裏抜けの文字だそうです。。
長期保存が前提の日記などに低粘度インクを使うのはリスクがあるように思います。
もちろん、紙質にも依るのだと思います。
もしかしたらモレスキンの紙質との相性は悪くはないのかもしれません。
実際、本ブログで実施させていただいた企画の結果を見ると、モレスキンとジェットストリームを使っている人は多いようです。
参考→
【読者参加企画】あなたの愛用のノートとペンを教えてください!その1 | イロトリドリ
【読者参加企画】あなたの愛用のノートとペンを教えてください!その2 | イロトリドリ
まとめ | 用途に応じて使う
長期保存しない書類への書き込み、という意味では低粘度インクボールペンはとても気持ちの良い筆記具だと思います。
私も仕事での連絡メモや資料への書き込みなどには使っています。
長期保管予定のノート等への書き込みに低粘度インクボールペンを使っている方は、ご注意くださいね。
※本記事は旧ブログからの転載記事です。