ノートに合わせて筆記具を変えたり、筆記具に合わせてノートを変える。普通の人からしたら考えにくいことかもしれませんが、文具好きにはコレがたまらなかったりします。
私は『ジブン手帳』の”外付けハードディスク”として100円ノートを使っていますが、その100円ノートのオトモとしてLAMY2000を使い始めました。
LAMY2000のリフィルをパイロット油性インクに変更
LAMY2000は「西暦2000年になっても使えるデザイン」というコンセプトで1966年に登場したボールペンです。コンセプトのとおり、西暦2000年を15年過ぎた現在でも高い人気を誇るボールペンですね。
今までは純正リフィルを使っていたのですが、書き始めがかすれるのがストレスに感じ始めたため、リフィル交換を検討し始めました。
4C規格
文具好きならピンとくるこのキーワード。4C規格。
ボールペンのリフィル(替え芯)は各社サイズがまちまちなんです。なので、原則A社のボールペン軸にはA社のリフィルしか入らない。
なんですが、各社暗黙の了解的に長さ67mm、軸径2.3mmというサイズのリフィルを作っているんです。このサイズのリフィルが『4C規格』と呼ばれています。
4C規格のリフィルにどんなものがあるか、についてはこちらのサイトがわかりやすいので参考に。
このボールペンの軸が好みだけど、このインクは書き味が好きじゃない。そんな悩みを持った人は自分で好みのボールペンを作りましょう!ボールペンのカスタマイズの基本となる4C芯規格についてのことやコダワリのボ…
パイロットのBRF-8F
数ある4Cリフィルの中から私が選んだのはパイロットのBRF-8Fというリフィル。
△1本80円という安価が嬉しい。
4色揃っているリフィルが案外少ないのも、このBRF-8Fを選んだ理由のひとつ。違うメーカーのリフィルを組み合わせるのも手ではありますが、せっかくなら揃えたい。4色で320円!
△LAMY2000を分解し、純正リフィルを取りだしました。左が純正リフィル、右がパイロットです。
△拡大写真。ペン先部分に色が付いていて、ここで色の判別ができるようになっています。
△本体に装着する部分。ここの太さが重要です。ちなみにゼブラの4Cは径の太さが1mm太いとか。。そのため、ゼブラのリフィル装着後、別の4Cリフィルに替えたところ、リフィルが脱落するようになってしまったという方もいるようです。
△装着完了。
LAMY2000は『振り子式』と呼ばれる機構のボールペンで、ノックするときの軸の向きで出てくる芯が変わるようになっています。ペン先部分でしっかり色の判別が出来るので、「黒のつもりでノックしたのに赤だった!」みたいな失敗も防げますね♪
△ちなみにBRF-8Fの最後のFはFineのF。
- EF→0.5mm
- F→0.7mm
- M→1.0mm
という太さです。
0.7mmですが、割と細い印象です。
ジェットストリーム芯は非推奨
ジェットストリーム芯が4C規格なのでLAMY2000に使え、検索すると「LAMY2000にジェットストリーム芯入れた」という記事が多くヒットします。
が、もしそのペンで書いたノートや手帳を長期保存したいなら、ジェットストリームはおすすめしません。
これはもう私は再三言っているのですが、ジェットストリーム始め、低粘度のボールペンは経年で裏抜けするリスクが高いからです。
どうも!こっこ(@cocco00)です。蒸し蒸し暑いですね。滑らかな書き心地で人気のジェットストリーム。これを筆頭とする低粘度インクボールペンが人気を博しています。ゲルインクのボールペンも多く販売され…
トリまとめ
ということで、LAMY2000にパイロットのBRF-8Fを入れ、快適に使っています!
純正リフィルのようなヌメヌメ感はありませんが、油性インクならではのしっかり感があります。
リフィル交換という選択肢が視野にあると、ボールペン選びがますます楽しくなりますよ!
それでは。こっこ(@cocco00)でした!
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